- 韓国語の発音は難しい
- 似た音の区別がつかない
- 自分の話した単語が通じない
韓国語の学習を進めていくと発音の壁にぶつかる方も多いと思います
この壁を乗り越える為には
- カタカナ(ふりがな)をつけない
- 日本語の近い音を探して頭で理解する
- 声に出して練習する
この3つがポイントになります
では順をおって解説しますね
カタカナをつけない
ハングルを覚えたての時は、カタカナでふりがなをふってしまいがちですよね。
しかし、このカタカナを早い段階で卒業しないとなかなか発音は上達できません
例えば、「오」も「어」もカタカナで表記するとどちらも「オ」だけど
2つの発音は異なるのでそれを使い分けないと通じないこともあります
「김치」と「キムチ」も音としては待ったく違いますよね。
私はどちらかというと、「ム」より「ン」に近いと思いますが
このように、カタカナで韓国語の発音をイメージしてしまうと
音の区別ができなくなってしまいますし、この癖がついてしまうと
あとになって直すのも大変になってしまいます
また自分が発音できないという単語は聞き取りもできないという悪循環にも陥ってしまいがちです
自分のルールを作る
でも初級の頃はまだ全てを暗記しているわけではないのでふりがなは必要だ
という人も多いと思います
そんな時は、似た音の場合はどちらか一方はカタカタでも一方はハングルで表記や
音をイメージしやすいアルファベットから借りてきたりする方法がおすすめです
例えば
「엄마」の「어」はカタカナで「オンマ」
「오빠」の「오」はハングルで「오ッパ」
「김치」は「キmチ」
のように、自分だけのルールを作ってしまい
ハングルに慣れるまではその表記を守るという方法です
自分の中でルールを作るので、その音に対するイメージが
頭の中に作り上げる事ができるのでお勧めです
暗記ばかりではなく、イメージを持つことが語学学習には重要
日本語の近い音を探して頭で発音を理解する
韓国語の発音は日本語表記の区別ができない音や、日本語の発音にはない音なども存在します
しかし実際には日本語でも区別して発音している音や、近い音が存在します
その音をしっかりと頭で理解をしておくと、発音がグッと上達します
例えば、
「ㅁ」「ㄴ」「ㅇ」の音
どれもふりがなをふってしまえば、「ン」ですよね。(もしくは「ム」)
でもこの音は、私達も明確に区別して発音しているんです
「ㅁ」「ㄴ」「ㅇ」の音
「ㅁ」の音
これは日本語の発音だと、
「さんま」を発音したときの「ん」と同じになります
しっかりと唇をとじた状態で「ん」を発音するとこの音になります
「ㄴ」の音
これは日本語の発音だと
「サンタクロース」の「サンタ」の「ん」と同じ音になります
下を上の前歯に当てた状態で「ん」を発音する感じですね
「ㅇ」の音
これは日本語の発音だと
「だんご」の「ん」と同じ音になります
口を開けたままの状態で「ん」を発音する感じです
以上の事を意識しながら次の3つの韓国語と日本語の単語を比較しながら発音してみてください
담배 さんま
단계 サンタ
당구 だんご
どうでしょう?
韓国語と日本語で同じ音になっていませんか?
声を出して練習する
音読をすること、これがいちばん重要です
頭で理解したあとは、声に出して反復練習です
韓国語と日本語では似た音もたくさんありますがやはり外国語です
日本語を使う時とは異なった口の動かし方や舌の使い方をします
声に出して練習しているといつもと違った筋肉を動かすので
口がとても疲れますが、この繰り返しで韓国語を発音する事に
口が慣れてきます
また自分で意識しながら発音した音を自分で聞くので
音の違いにも気がついてくるはずです
語学の練習ですので恥ずかしがらず、大きな声を出して何度も
練習する事が上達への近道です
まとめ
韓国語の発音の上達のコツは
- まず、カタカナを捨ててイメージで韓国語の音をとらえる事
- 次の段階として、イメージに理屈をつけ足してあげる事
- 一番大切な事として、上の2つの事を意識しながら声に出して何度も練習する事
この3つを意識してみてください
あせらず続けていけば必ず成果がありますよ