- 単語を覚えるのは苦手
- 暗記作業はちょっと飽きちゃう
単語の学習というと多くの人がこのような感想ではないでしょうか
単語学習大好きという人はそんなに多くないと思います
そもそも単純な暗記作業はつまらないし挫折のもとになりがちです
単語帳とにらめっこをするのは検定試験などを受ける前までは一旦やめて
色々考えながら楽しく単語も覚えていく方法を提案します
単語帳は使わない
最初のうちは単語帳まで手を広げる必要はありません
なぜなら最初の頃は文法など覚える事が多いので、そこまで手が回らないからです
それに、テキストに出てくる単語もそのレベルに合わせた必要な単語が沢山でてきますので
それをしっかりと覚えるだけで最初の内は十分です
文法の練習をしている時に出てくるフレーズをそのまま覚えるようにすれば
ただ単に単語の暗記をするよりずっと楽しく効率的に覚えることができます
もちろん、単語力は大切です
ある程度の実力がついてくると、あとは単語を知ってるかどうか
という段階がやってきます
しかし、入門や初級の段階ではまだそこまで詰め込む必要はありません
それに単語帳で学習するのって単調になってしまってつまらなくないですか?
ある程度、勉強する事が楽しくなってきてもっともっと語彙力を高めたくなったり
検定試験に挑戦しようと決めた時に単語帳を使った学習を始めれば十分です
初級の段階では文法を学習しながら、できてきた単語をしっかりと覚える事に集中しましょう
単語だけで覚えない
単語を覚える時に辞書形の形でひたすら書きなぐったり、念仏をとなえたりしてませんか?
基本形を覚える事はもちろん大切ですが初級の時はそればかり追っていまうと
知っている単語なのに全く聞き取れないという事態に陥りがちです
理由はパッチムにあります
韓国語は連音化はありますよね
なので例えば「夜」という単語を「밤」と覚えていても会話で
어제 밤에는 너무 추웠어요 (昨日の晩はとても寒かったです)
と言われた時、連音した音がすぐに理解できず知っているのに聞き取れない
という事がよくおきます
特に勉強し始めの初級の時期は聞こえたままの音を文字におこして考える事が
まだ難しいので、聞き取りが難しいと思います
その為、単語を覚える時にはその単語単体だけで覚えるのではなく
助詞や活用した形で覚えることで聞き取りの力も伸びるので一石二鳥です
自分の単語帳をつくる
これは私がやっていた勉強方法なのですが、効果があったものなのでご紹介します
単語張は必要ないといっておいてどういう事?と思われるかもしれません
これは、自分が学習していて出会った単語をノートに書き留めておくという事です
市販の単語帳は与えられたものを覚える受け身ものですが、
こちらは自分が出会ったものを書き留めてつくる単語帳なので矢印が逆になります
ここでいう出会った単語とはテキストで学習していて出会った単語に限らず、
ドラマで気になって調べた単語音楽を聞いていて調べた単語、
自分が表現したくて調べた単語、全てのことです
ノートに記す際は単語だけでなく、その時に出会ったフレーズをそのまま
書き留めてください
自分が出会ったフレーズで覚えるので頭に残る印象がちがいます
自分でルールを決めてある程度カラフルにしておくと
あとで見返す時も印象に残りやすいです
適度に見直しをしながら続けていると、何度も書いてある単語がでてきます
これは自分が覚えるのが苦手な単語を教えてくれます
検定試験などを受ける前は、自分のその期間にした学習の総復習が
この単語帳で簡単にできます
単語帳がたまっていくと、それが自分の学習の歴史になるので
韓国語学習のモチベーションの維持にもなります
最初の頃は知らない単語ばかりなので書き留める単語が多すぎて
時間がかかりますが、その分の効果はあると自信をもってお勧めします
まとめ
ある程度のレベルまで達すると語学は単語力といっても過言ではありません
ですので、単語の暗記はとても重要です
しかしそれは中級から上級へ上がる時、上級でもさらに上を目指す時に
必要な事です
初級の間は、単語帳を使った単純作業の暗記はする必要はありません
理屈をつけて覚える等、単純作業を少なくする事が楽しく学習を続けるコツです
そして、常に声に出して学習する事を忘れないでください